御存知！豪華名手陣参加 Cream解散～ソロ作音楽性確立の過度期名作 Jack Bruce 大傑作1st「Song for a Tailor」 紙ジャケット仕様限定盤 未開封新品でございます。


内容は言わずもがな。

ラインナップは豪華な名手揃い。


Jack Bruce(Vo、B、Key、G、Cello、ex-Graham Bond Organization、Cream)、Chris Spedding(G、後にSharks)、
John Hiseman(Ds、ex-John Mayall & the Blues Breakers、当時Colosseum、後にTempest、ColosseumⅡ)、
John Marshall(Ds、後にNucleus、Soft Machine)、Dick Hecktall-Smith(Sax、当時Colosseum、ex-Graham Bond Organization)、
Harry Beckett(Trumpet、後にGraham Collier 、John Surman他)、Henry Lowther(Trumpet)、
Art Themen(Sax)、John Mumford(Trombone)となります。


またGeorge Harrison(G、ex-The Beatles)が匿名で一曲参加。 
プロデューサーはかのFelix Pappalardi(当時Mountain、Per、Vo、Gで演奏参加)、エンジニアはAndy Jones(Led Zeppelin等を手掛ける。八十年代はHM/HR系を手掛け名を成す)となります。


解散が決まったCream末期に制作した(リハビリ感がございましたが.........................)事実上の1stでジャズ作”Things We Like”がレコード会社/マネージメントの商業的判断でお蔵入りとなったJack Bruce。

かの”Cream”解散後、本格的にソロキャリアに乗り出したのが今作でございます。


そもそのJack Bruceはかの”Creamの頭脳”でございます。
その経歴をレコード会社/マネージメントが商業的に見逃す訳がなく、その実績を基としたソロ作を要望した感のある作風でございます。



収録された楽曲はJack Bruceが”Cream”在籍時にかのPete Brownと作曲/作詞したもの。


”Cream”はあくまでもJack Bruce/Ginger Baker/Eric Claptonというバンド。

例え単独作曲としても他のメンバーの納得を得ない訳には楽曲は完成せず、
また(仲が悪かったとは言えど)Ginger Bakerはジャズ系という事で音楽性が共通するものの、Eric ClaptonはBlues/Rock系。
その中で音楽性の摺り合わせや融合に腐心する訳でございます。


されどここはソロ作。例え”Cream”在籍時の作曲であっても、判断はJack Bruce一人。

アイデアは同じであっても、実はこうしてみたかったという作曲者の主観。
同じジャズ系ミュージシャンを招き、”Cream”では能であった音楽性を体現した感がございます。


但し、プロデューサーが”Cream”時代と同じFelix Pappalardi。 
音造り含めロック色が強い音楽性で、レコード会社/マネージメントの求める商業性とJack Bruceの創造性が合致したのではなかろうか？との感がございます。



リリース後は大好評。

英国では非常なセールスとチャートアクションとなり、その余波を受けてお蔵入りとなった前述のジャズ作”Things We Like”も陽の目を見る事となります...............................



Jack Bruceの代表作/最高傑作としても評価される作品でもございますが、ツアーは短期間のみ。


その後”Things We Like”に参加したJohn Mclaughlinからアプローチを受け、”Tony Williams' Lifetime”の2nd作”Turn It Over”の制作に参加。
ヴォーカルのみの参加予定が演奏参加も兼ねる事となります。

また次作制作後に解散した”Mountain”のLeslie West/Corky Laingと”West,Bruce & Laing”を結成となります。


一見興味の赴くままという感の気ままな活動に見受けられますが、聴衆の求める”Cream”の幻影に苛まれていた感がございます................





元祖音楽境界人とも呼ばれ興味深い活動を行う事となるJack Bruce。
(ジャズ、ロック、HM/HR、現代音楽の境界線に立つという驚くべき活動を行いましたが..............)

Cream～ソロ二作、その狭間に”Tony Williams' Lifetime”そして”West,Bruce & Laing”(Jack Bruceの回想では末期の制作時は悲惨極まりないものだったとか)を経て”Cream”の幻影を絶ち、
ソロとして音楽性を洗練/確立したのが後の大傑作”Out of the Storm”でございます。


今作は大成功を収めた作品でございますが、後々のソロ作群の音楽性の基礎となる”Out of the Storm”に至るまでの過程の感がございます.....................





現在では入手が困難。この機会に是非。


注：発送方法は変更になる場合がございます。宜しく御願い致します。